青年部でワクワクをいっぱい感じてみて!

平成27年度 7月例会報告【交流委員会】

7月例会報告
テーマ 地方での未来創造
内容  視察研修および講演会

 去る、平成27年7月16日(木)13:30から20:30にて、『古河商工会議所青年部7月例会』を開催いたしました。本事業は、茨城県商工会議所青年部連合会の県南ブロック連携事業を兼ねた例会として、県内の各単会からも多数ご出席いただき、古河のメンバー57名を合わせると総勢131名にご参加いただきました。
 自然災害や日々変わりゆく経済状態、これまで日本が経験した事のない少子高齢化による人口動態、さらには都市部への若者世代の流出など、今後、地方で事業を営む私たちにとって、課題は山積されていて、これまでと同様の経営をしていたのでは、きっと衰退していくのではないかと考えます。本例会を通して、一般的な経営学ではなく、地方の、さらに古河市での未来を考え、参加者の皆様に今後の経営のヒントにしていただければと企画いたしました。
 内容は3部構成で行ない、第1部では、積水ハウス株式会社 関東住まいの夢工場を視察し、地方での生活動態はどのような変遷をたどるのかを踏まえて、今後求められる住居状況とは何かを学びました。第2部はホテル山水で、講演会として藻谷浩介氏をお招きし、地方での未来をどのように描けばよいかをご講和いただきました。内容はもとより、普段私たちが数値などに基づいた事実ではなく、感覚や空気でものごとを話しているかを強烈にご指摘いただきました。さらに、その事実をどのように捉えるかも重要で、やはり日々の勉強が大切だという事を学びました。第3部もホテル山水にて、懇親会を行ないました。古河のメンバーのみならず、県内各地の商工会議所青年部メンバーとの交流を深める事ができ、そうした交流を通して、新たな気づきを得る事ができたり、さらに、実際の事業につながっていければと考えます。
 事業をとおして、青年部に属しているという事でつながれる仲間が、古河にとどまらず、茨城県内、さらには全国にいるということを再確認する事が出来ました。人は人で磨かれるというように、青年部メンバー同士、業種を超えてつながれる事で、いろいろな考えから多くの気づきを得る事が出来ました。
 最後に、今回の事前準備や当日の設営など、多くの方のお力があって進めて来る事が出来ました。今回の事業を通して、委員長として大変多くの事を学ばせていただけたと感じております。この学ばせていただいた事は本業へ転換してこそ意味を成すものだと思います。
 以上簡単ではございますが、ご報告とさせていただきます。

交流委員会 委員長 菅原琢也